“Passport”を活用した、実践型市場分析ワークに挑戦!

皆さん初めまして!古川ゼミ1期生、教務長の松山千夏です!

今回は私たちが行った特別ワークについてご紹介します!

なんとこの活動では、Euromonitor International社で働く社員の方に来ていただき、Passportというデータベースを使用した実践型市場分析ワークを行いました

Passportとは一体どんなツールなのか、特別ワークの内容と合わせてお話していきます!普段のゼミの活動の様子を知れるだけでなく、このブログを読むだけで勉強になることがあるはずです!それでは早速いってみましょう♫


目次


”Passport”とは

突然ですが皆さんは”Passport”というデータベースを知っていますか??Passport愛用ゼミの一員として声を大にして言わせてください、『Passportを使わずして世界を視ることはできない』と…。

まず、PassportとはEuromonitor International(ユーロモニターインターナショナル)が提供する世界各国の市場情報データベースです。世界の市場動向や今後の予測、規模、シェア分析や各国消費者のライフスタイル、社会経済トレンド、市場のモデリングや予測などなど、ここに挙げた以外にも活用次第で様々な分析を行うことが出来るデータツールです。

実際に私の研究班では、環境意識と行動の差を調べる第一歩として、各国のアパレル業界でシェア率の高い企業を探すために使用しました。

膨大なデータベースから、各国の市場について客観的なデータを探すことが出来るため、研究や論文作成においても説得力のある根拠となる情報を見つけることが可能になるのです。

そして、ここで明治大学生の方に朗報です。実は、明治大学に通う学生はオンライン情報源から、このPassportを無料で使うことが出来るんです!!!世界中のこれだけ有益な情報が確認でき、かつ簡単に分析できるツールを無料で使えるなんて、なんて恵まれているのでしょうか…!!これは活用する以外の選択肢はないですね!!

ここからは実際に行った特別ワークの内容を紹介します!


授業で行ったこと、Passportの活用方法

今回の授業では、実際の企業の事例を用いながら市場分析を行うグループワークを行いました。私たちに与えられた課題は…

『コンサルティングファームに所属する貴方は、クライアントからの急な依頼がありミネラルウォーター市場について調べる必要がある。韓国、イタリア、メキシコ、アメリカの市場について、市場の立ち位置(カテゴリ、地域)、今後の成⾧予測、その国の中でのトレンド等を調査し、その国の概況と考えられうる今後の市場予測を2分以内で述べよ。』

というものです!コンサルタントという立場の元、グループに分かれてそれぞれが担当する国の市場分析を行い、今後の予測を提案するという実践的なワークを行いました。Passportを活用しながら、市場に目を向けることでデータから様々な発見がありました!

私のグループではイタリアの市場を分析し、市場が既に飽和しており大きな成長は見込めないこと、その一方でフレーバー付きミネラルウォーターが若者を中心に人気を集めていること、その分野での成長が目指せること、など僅かな時間でイタリアのミネラルウォーター市場の様子を詳しく知ることが出来ました。また、他のグループの発表を聞くなかで、新たな視点やPassportのさらなる活用法について知ることもでき、学びで満ち溢れた100分間だったと感じています!


まとめ

今回の機会を通して、Passportというデータベースの有用性を学ぶことが出来ました。ゼミの研究過程の中でPassportを使用することはあったものの、その機能や市場の見方をほんの一部しか理解できていなかったため、視点が広がったように思います。実際の国や企業の分析を行う中で、どこに注目すれば良いのかや、何が読み取れるのかということを実践的に学ぶことが出来た貴重な機会となりました。

データや数値というものにどうしても少し抵抗感を持っていたものの、データから市場の様子やニーズを明らかにできるという点が非常に興味深く、魅力を感じました。実際にゼミ生への振り返りアンケートにも、「今までのゼミの授業で一番面白かった」「またケーススタディをやりたい!」など大大大好評の機会となりました!

改めまして、今回ご協力いただいたEuromonitor International社の小林様、重光様に感謝申し上げます。大変お忙しい中、私たちに貴重な学びの機会を与えていただきまして本当にありがとうございました。

最後までご覧いただき、ありがとうございます!次回のブログもお楽しみに💞