初学者向け!グローバルマーケティングとは?②

みなさんこんにちは!古川ゼミ3期生ゼミ長の三島康士朗です!
今回も前回に引き続きマーケティングについて初学者にもわかるようにかみ砕いて説明していきます!
今回のテーマは
 「マーケティングの羅針盤を掴む!マーケティングプロセスガイド」
です♪我ながらとてもいいテーマの名前になったと思います😀
マーケティングプロセスの大まかな知識をこのブログで皆さんにわかりやすく説明するので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
それではスタート!!!

目次

1,大まかなマーケティングプロセス
2,STP検証
3,SWOT検証
4,まとめ

1,大まかなマーケティングプロセス

 でははじめに大まかなマーケティングプロセスについてお話していきます!マーケティングは1つ1つの分析・検証が独立しているのではなく、すべてがつながってできています!前回の「マーケティングって何?」の部分でお話しした

「なんのために(Why)、誰に(Who)、いつ(When)、何を(What)、どこで(Where)、どのように(How)販売するか。」

も1つ1つがつながっています!

つまり、マーケティングプロセスは「船旅」のように進んでいくんです✨

ただ、船旅も針路・工程を間違えてしまうと目的地にたどり着かないように、マーケティングプロセスをしっかり踏まなければ顧客のニーズに応えることができません😢

そこで今回、皆さんに大まかなマーケティングプロセスを知ってもらい、適切な航海ができるように説明していきます😎

マーケティングプロセスは2つの段階と4つのステップで進みます!
まず、第1段階は3C検証です。

3C検証は市場の全体像を捉えるために行う検証で、Company,Customer,Competitorの3つの頭文字をとっています!


この3つを多角的に捉えることによって市場を取り巻く要素を発見できます✨

そして、3C検証を行うために、3つのステップ:企業要因の分析・製品/産業要因の分析・環境要因の分析を行います🤔

今回はその中から製品/産業要因の分析で使用するSTP検証・SWOT検証を説明します!

この3C検証ができたら、第2段階のマーケティングミックス(MM)に移ります!

マーケティングミックスとは

「マーケティングの要素を市場環境やターゲット顧客のニーズに合わせて調整し、戦略的に選び、混ぜ合わせて用いることで最大の効果(利益)を生み出す活動」

のことです!

このMMについては次回のブログで詳しく説明していきます!

以上の2つの段階・4つのステップを通じてマーケティングプロセスを歩んでいきます!図示すると以下のようになります✨

 それでは実際の検証をそれぞれ説明していきます♪

2,STP検証


 企業要因の分析が終わったら製品/産業要因の分析に移ります!
STP分析では「誰に」、「いつ」、「何を」を明確にしていきます。

これらが明確になることで、環境要因の分析・またその先のMMが有効なものになるのでしっかり理解していきましょう✨

STPはSegmentation,Targeting,Positioningの頭文字をとったものです!

まず、Segmentationは市場細分化と呼ばれます!市場に存在する多様な顧客を
年齢・性別・地域・ライフスタイル・購買行動などの共通する特性でグループに分けます!

これによって漠然とした「顧客」ではなく、「どのような顧客」というグループが形成され、次のステップであるターゲティングがより有効なものになります🥳

次にTargetingは狙うべき顧客層:「ターゲット」を絞り込むことで、皆さんが想像する言葉の通り絞っていきます!ターゲットを絞り込むことによって収益性の見込める特定の顧客層を絞り込むことができます✨

図示すると以下のようになります!

最後にPositioningは選定したターゲット市場において、競合他社の商品やサービスの独自性と自社の独自性を明確にしたものです!

簡単に言えば顧客にとって「特別な存在」になるための立ち位置を確立する作業です♪

図示すると以下のようになります!


STPをまとめると
Segmentationで顧客を明確にし、Targetingで顧客を絞り込みPositioningで顧客に対して独自性のある場所を特定していきます!

SWOT検証

それでは次にSWOT検証を説明します!
SWOT検証は製品/環境要因を分析する際に自社の分析を深くおこなうものです。

SWOT検証を行うことで、自社の内部環境と外部環境を照らし合わせながらとるべき戦略の方向性を検討することができます!

SWOT検証はStrengths,Weakness,Opportunities,Threatsの頭文字をとったものです!皆さんそれぞれ日本語訳できますか🤔
順番に強み・弱み・機械・脅威となっているので是非覚えてください🙌

皆さんお気づきかもしれませんが、マーケティング要素は頭文字をとって名付けられることが多いですよ( ´∀` )

Strengthsは自社の内部にある競争優位性や得意なことを表します!ブランド力や独自技術など市場環境におけるすべての強みとなっています!

Weeknessは逆に自社の内部にある改善点や課題を表しており、コストの高さや人材不足など市場環境におけるすべての弱みとなっています!

Opportunityは外部環境にある自社にとってプラスになる要因で、市場の成長や新技術の登場などが含まれます!

Threatsは外部環境にある自社にとってマイナスになる要因で、競争の激化や居景気悪化が含まれています!

以上4つのものをまとめてグラフにすると以下のようになります!

SWOT分析では以上の4つの掛け合わせによって企業がとるべき戦略も考えられるのが大きな特徴です!

Strengths×Opportunityでは強みを生かした積極的な戦略が有効です!例えば、電気自動車を強みとする企業が電気自動車へ補助金が出たときは市場拡大の大きなチャンスになります🫣

その他の掛け合わせた戦略の説明につきましてはHP内の反転授業を見ていただけるとより理解が深まると思います!ぜひ見てください🫶

まとめ

皆さんいかがだったでしょうか!?今回は少し長く、濃い内容だったので是非何回も見返していただけると私としてもとてもうれしいです🥳

それでは今回のブログをまとめると

マーケティングプロセスは船旅のように適切な進路で進むために、3つの観点から分析し、マーケティングミックスにつなげていく必要があります!

そして、製品/産業要因の分析ではSTP・SWOT検証が代表的なもので、それぞれ

セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングの順に自社の立ち位置を把握し、そして

強み・弱み・機会・脅威で企業の外部・内部要因を分析することができます!

全て重要なマーケティングの要素なのでぜひ覚えてください!

それでは今回のブログは以上です!また次回のブログでお会いしましょう!