みなさんこんにちは☀️古川ゼミ1期生広報の辰間里菜です!
今回は、マーケティング論反転授業 第5回の内容をご紹介します!!
(マーケティング論反転授業とは:古川先生のオンデマンド授業から学び、その内容を自分の言葉で噛み砕いてゼミ生に共有する授業です。春学期に1期生の授業で実施しました。)
このブログでは、マーケティングに欠かせない重要な要素である「プロモーション」「広告」について、基礎からお話ししていきたいと思います💁
目次
- プロモーションはなぜ重要?
- プロモーションの種類
- プロモーション・ミックス
- PESOモデル
1. プロモーションはなぜ重要?
「伝わっていなかったら、存在していないことと同じ」
どんなに素敵な商品・サービスを生み出しても、消費者に認知され、良さに共感してもらえなければ意味がないですよね。
競争が激しい現代の市場において、企業が発信活動を行わないと、消費者がその商品やサービスに気づくことは難しいです。
消費者は広告などを通じて初めてその存在を知ることができますが、
このような「広告」をはじめとする、商品やサービスを消費者に知らせ、購入を促進するための活動を「プロモーション」と呼びます。
第3,4回でご紹介した4P・4Aからも、「プロモーション」の重要性がわかります。
4P・4Aとは・・・
4P:企業視点で考えられたマーケティングの具体的な要素
4A:消費者視点から価値を創造するためのマーケティング戦略
こちらの表から読み取れるように、4Aにおける「認知度」は4Pにおける「プロモーション」と密接な関係性があります。
すなわち、消費者に商品・サービスの存在を認知してもらうためには、企業のプロモーション活動が重要になってくるのです。
2. プロモーションの種類
みなさん、プロモーションといったら何を思い浮かべますか?
屋外広告、テレビ広告、インターネット広告、チラシなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか…?
しかし、プロモーション=広告ではありません!!
プロモーションには、主に以下の3つの種類があります。
広告(Advertising)
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などのマスメディアや個人にリーチするインターネット上の媒体を利用し、メッセージを伝達する活動
人的販売
「営業」と呼ばれる人を介した活動
販売促進活動
見本市・展示会、キャンペーン、コンテスト、実演、クーポン、懸賞、POPなどの活動
3. プロモーション・ミックス
このようにプロモーションには様々な種類や手法が存在しますが、
複数のプロモーション活動を最適に組み合わせて活用することを「プロモーション・ミックス」と呼びます。
それぞれの活動には異なる役割があり、ターゲット市場や目標に応じてどの活動に注力するかが決まります。
例えば、消費財(衣類や食料品など)においては「広告」の重要度が高まり、生産財(製造機器や部品など)においては「人的販売」の重要度が高まるというように、商材によってプロモーション要素の相対的重要性は変わります。
それらを考慮しつつ、プロモーションの諸活動に予算を適切に配分し、プロモーションの効果を最大化することが大切です。
PR(Public Relations) :企業が外部のステークホルダー(顧客、メディア、地域社会など)との良好な関係を築くための活動
例)プレスリリースや工場見学、CSR活動など
IR(Investor Relations):企業が投資家や株主と良好な関係を築くための活動
例)財務報告書や株主総会、投資家向けの説明会など
4. PESOモデル
プロモーション・ミックスって言われても、どうやって組み合わせたらいいかわからないよ!!
そう疑問に思われた方いるのではないでしょうか?
そこで使えるのが「PESOモデル」です。
PESOモデルとは・・・
P:Paid Media(広告)
E:Earned Media(良い評判を得る活動)
S:Social Media(ソーシャルメディア)
O:Owned Media(自社メディア)
「PESO」を意識することで、より強力なプロモーションが可能になります。
例えば、新商品が出たら・・・
このようなプロモーション戦略を構築することができます。
「PESO」の4つのメディアを活用し、より効果的なプロモーションを実現させましょう!
まとめ
広告戦略・プロモーションは、商品やサービスの成功に欠かせない要素です。
今回のブログを通して、「いかに消費者に商品・サービスの魅力を伝えるか」のヒントを見出していただけていたら、とても嬉しいです!!
マーケティング論反転授業のブログは今後も続きますので、次回もお楽しみに🔥