【マーケティング論 01】そもそもマーケティングって何?

みなさんこんにちは!1期生教務の小林愛佳です。

本投稿から、1期生によるマーケティング論反転授業の投稿をスタートしていきます!(マーケティング論反転授業とは:古川先生のオンデマンド授業から学び、その内容を自分の言葉で噛み砕いてゼミ生に共有する授業です。春学期に1期生の授業で実施しました。)


私たち1期生は、古川ゼミに入ってからマーケティングについて約2年間学んできました。しかし、その大半をかなり専門的な研究活動に時間を費やしてきた関係で、基礎について学んだのはほんの数ヶ月間です。そのため、改めて基礎を振り返りたいという気持ちがありました。また、私たちの学びを教室内でとどめてしまうのは勿体無いという先生からの助言もあり、主に以下の3つの目的を意識しながらマーケティング反転授業を実施しました!

私たち1期生が改めてマーケティングの基礎を振り返る機会を作るため。

未来のゼミ生をはじめとする多くの学生にマーケティングの面白さを伝えるため。

マーケティング業界で活躍するビジネスマンの方々にアカデミックな視点をお届けするため。

マーケティング反転授業では1人10分程度の尺でプレゼンをしましたが、ブログ投稿は簡潔にまとめさせていただきます。隙間時間にコラム感覚で読んでいただけたら嬉しいです!


目次

そもそもマーケティングって何?

「5W1H」とマーケティング

おわりに

🌟そもそもマーケティングって何?

AMA(American Marketing Association)によると、「マーケティングとは、顧客やクライアント(≒取引先)、パートナー、及び社会全体にとって価値ある提供物(≒商品やサービス、あるいは考え方)を創造し、報知し、配送し、交換する活動、一連の制度及びプロセス(課程)のことである」と定義されています。しかし、いきなりこんなこと言われても何が何だかさっぱりですよね(笑)

では、マーケティングの有無で何が変わるのかについて考えてみましょう。

良い商品を安く作って売ろう!質が良くて安ければたくさんの人が買ってくれるはず!」これはマーケティングがない状態。一方で、少し高くてもお客様から買ってもらいやすい商品について考えよう!」これがマーケティングのある状態です。商品を「売る」時代から、いかにして「買ってもらう」かを考える時代になりました。

需要曲線と供給曲線の観点でも説明ができます。以下の画像が示すように、マーケティングが上手く働くと、消費者は「少し高くてもいいからこっちを買いたいな」と考えるようになるので、需要曲線が右にシフトし、300円でも7000個売れるようになるのです。(画像:古川先生によるマーケティング論の授業より)

つまり、「少し高くてもいいから買いたい」と消費者に思わせるための取り組みがマーケティングなのです。

🌟「5W1H」とマーケティング

ここまで読んでくださった皆さんの中には、マーケティングについて大まかに理解できた気がするけど、抽象的すぎてよく分からない、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、マーケティングをさらに分かりやすくしたのが「5W1H」の考え方です。

マーケティングとは、「何のために(Why)誰に(Who)いつ(When)何を(What)どこで(Where)どのように(How)販売するかを考える」学問。このように説明することもできるのです。

「5W1H」と聞くと、Simon Sinekのこのプレゼンをどうしても思い出してしまうのは私だけでしょうか。私だけかもしれません(笑)これはリーダーシップに関するプレゼンなのですが、マーケティングにも応用できる考え方だと思ったので、ここで紹介することにしました!めちゃくちゃ腑に落ちるので是非見ていただきたいです。(倍速に設定すれば10分で見れます!日本語字幕もあります!)

では、このゴールデンサークルに、マーケティングの「5W1H」を当てはめてみましょう。(画像:古川先生の授業資料を元に筆者作成)「マーケティング」というと、ついプロモーション施策などを連想してしまいがちですが、Simon Sinekの考え方を借りると、ブランド・ビジョンやミッション、コアバリューやドメインなどに代表される「Why」の部分が核になると言えます。

古川先生が「パーパス経営」について、ここで言う「Why」の部分についてお話しされている動画も紹介させていただきます。理解がグッと深まるはずです!!

🌟おわりに

マーケティング論反転授業第1弾、いかがでしたでしょうか!!少しでも楽しんで読んでもらえていたら嬉しいです。この後、第2弾、第3弾、、、と続いてまいりますので、そちらも是非ご確認ください!

最後に、いいねもポチッと!よろしくお願いします💗