皆さん、こんにちは。1期生ゼミ長の佐々木琴葉です。今回は少し長めのブログになりますが、最後までお読みいただけると嬉しいです。
2024年が終わろうとしている今、1期生の私たちは卒業まで残りわずかとなり、これまでの大学生活を振り返る機会が増えてきました。この4年間はあっという間でしたが、とても充実した日々を過ごせたと感じています。特に、この古川ゼミで過ごした時間は実り多いものでしたので、そのことを改めて振り返りたいと思い、今回のブログを書くことにしました。私たちがどのようにこの4年間を過ごしてきたのか、私の視点からお話ししたいと思います!
第0話:古川ゼミを選んだ2年の春
私たちが所属する経営学部では、2年生の5月頃にゼミ選択があります。私が古川ゼミの存在を知ったのもその時期でした。数あるゼミの中から古川ゼミを選んだ理由はいくつかあります。
まず、古川ゼミの専門分野がマーケティングだったことです。大学1年生の時に受けた授業でマーケティングの魅力を知り、専門的に学ぶならマーケティングが良いと考えていました。古川ゼミは経営学部の中でも数少ないマーケティングを学べるゼミであり、すぐに候補に挙がりました。
次に、仲間と一緒に全力で取り組めるゼミであったことです。私は中高時代にバトン部に所属し、部活に明け暮れる毎日を過ごしていました。辞めたいと思うことも多々ありましたが、「決めたからには最後までやり切りたい」という思いで、引退の最後のステージを目標に頑張り続けました。しかし、引退の場はコロナ禍で中止となり、中高6年間の部活動はやるせない気持ちのまま終わってしまいました。その経験から、大学では何かを最後まで全力で取り組む場を作りたいと考え、ゼミ活動に注力しようと決意しました。
古川ゼミはその年が開講初年度だったため、どのようなゼミになるのか未知数でしたが、古川先生のゼミ説明会や周りの入室希望者のレベルの高さに惹かれ、このゼミを選びました。
他にも、古川先生の授業に魅力を感じていたことも理由の一つです。他のゼミ生に話を聞くと、「古川先生の授業をすでに受けて興味を持っていた」「グローバルな視点に惹かれた」など、それぞれ異なる理由がありました。
ゼミの入室試験は、エントリーシート、自由記述、そして先生との面接がありました。当初、10人程度の募集枠に約50人が応募していたため、「落ちたかも……」と不安になっていましたが、なんとか合格することができました!結果的に、合格者の枠が倍に広げられ、私は18人の同期と出会うことができました。
第1話:ゼミが始動した大学2年の秋
古川ゼミの最初の活動は、夏のチームビルディング合宿でした。当時、ゼミの役職はまだ決まっておらず、臨時で結成された合宿プロジェクトチームに参加した私は、「何をしたらいいんだろう」「うまくやれるかな」と悩んでいたのをよく覚えています。お互いのことをほとんど知らない状態だったので、バスで隣になるのは誰だろう、同室の人はどんな感じだろうと、期待と不安が入り混じった気持ちでドキドキしていました。
合宿では、ゼミの過ごし方を学ぶ講座を受けたり、デザイン思考やコンセンサスゲームに取り組んだりしました。さらに、山中湖の散策やバーベキューといった楽しいイベントもあり、とても充実した時間を過ごすことができました!
夏休みの合宿が終わり、秋学期が始まると、本格的な授業がスタートしました。初回の授業では、ゼミのビジョン策定や役職決めが行われました。ビジョンは1回の授業で決まるものではなく、2回にわたってじっくり話し合いながら決めました。
このビジョンに込めた想いや策定の経緯、私がゼミ長に選ばれた理由や仕事内容については、過去のブログで詳しく書いているので、ぜひそちらをご覧ください。また、古川ゼミの役職についても、各役職を担当しているゼミ生がブログを投稿していますので、そちらもぜひチェックしてみてください!
第2話:IBインカレに出会った大学2年の冬
ゼミの授業にも徐々に慣れてきた頃、私たちには一つ大きなイベントが控えていました。それは、IBインカレ(国際ビジネス研究インターカレッジ大会)の運営です。IBインカレは、学生による学生のための大会で、グローバル・マーケティングに関するプレゼンテーション大会のようなものです。
「IBインカレって何だろう?」という手探りの状態からスタートし、必要なことや連携の取り方に頭を悩ませながら、全員で「IBインカレの成功」という共通のゴールに向かって協力しました。当時は大変でしたが、主催校として関わることができたのは、今振り返ると本当に貴重な経験だったと思います。ちなみに、本番当日にはめいじろうも応援に駆けつけてくれました!
また、この時初めてお会いしたのが、古川先生の師匠である大石先生でした。その際、ただものではない圧倒的なオーラを放っていて、ゼミ生全員がざわついたのをよく覚えています…。
第3話:グループ研究にFSに濃い時間を過ごした大学3年生
IBインカレの運営が終わると、今度は来年度のIBに向けて、自分たちの研究が本格的にスタートしました。私たちは「CUBE」「Power」「YMCA」「くノ一」の4つの班に分かれ、それぞれ初めての研究に取り組むことに。
何を研究すればいいのか、どういったプロセスで進めればいいのか、すべてが手探りの状態で、最初のうちは「これで本当にいいのだろうか?」と迷い続けていました。そんな状況を、古川先生は「研究の森」とたとえて説明してくれました。このように先生は、状況を何かに例えることが多く、「サッカー」や「カレー」などの例え話は、ゼミ生なら誰でもピンとくる鉄板ネタです^^
この「研究の森」を抜け出せたのは、3年生が始まる直前の頃だったと思います。テーマがようやく固まり、そのテーマに関連する先行研究をひたすら読み込み、まだ解明されていない部分(リサーチギャップ)や研究で明らかにすべき課題(リサーチクエスチョン)を明確にしていきました。
研究活動は止まることなく進み、夏頃には海外の調査会社に依頼してアンケート調査を実施しました。アンケートを提出できた時は、ひとつの大きな目標を達成したような気がして、本当に嬉しかったです!
第4話:ラスベガス・ロサンゼルスへのフィールドスタディ
ちょうどその頃、私たちが楽しみにしていたラスベガス・ロサンゼルスへのフィールドスタディにも行ってきました!この企画は総務役職のゼミ生たちが中心となって準備を進めてくれたもので、間違いなく一生モノの思い出になりました。
フィールドスタディでのエピソードは、ここでは書ききれないほどたくさんあります。詳細については、過去のブログ記事をぜひご覧ください!ラスベガス・ロサンゼルスそれぞれでの観光編や企業訪問編を公開しています。(ちなみに、ロサンゼルスの企業訪問編だけまだ未完成ですが…そこはご愛嬌ということでご容赦を😿)
第5話:研究発表
フィールドスタディで楽しんだ時間も束の間、10月には懸賞論文の提出、11月には学部のゼミ対抗プレゼンテーション大会(通称ゼミプレ)、そして12月には国際ビジネス研究インターカレッジ大会(通称IBインカレ)と、研究がいよいよ佳境に入っていきました。
夏頃に収集したアンケートデータをもとに統計分析を行い、その結果を考察して一本の論文にまとめる作業は、ゼミ生全員にとって初めての挑戦でした。苦戦の連続ではありましたが、完成後はゼミプレに向けて研究内容をいかに分かりやすく、意義深いものとして伝えるかに注力し、何度も練習を重ねました。その努力の成果もあり、ゼミプレでは4班中3班がブロック優勝、1班が第2位という素晴らしい結果を残すことができました✨
さらに1か月後には、選抜された2班が英語版の論文提出と英語によるプレゼンテーション、質疑応答に挑みました(とてもカッコよかったです🥺)。また、10月に提出した懸賞論文でも1班が見事に入賞し、1月に表彰を受けました!
研究活動が本格的に始まって以来、大学の閉館時間まで粘ったり、夜遅くまでZoomでディスカッションしたりと、何度も壁にぶつかりながら進んできました。それだけに、努力が結果という形で表れたことは何より嬉しかったです。もちろん結果がすべてではありませんが、この過程全体が大学生活の中でかけがえのない大事な時間だったと実感しています。こうした研究活動に全力で取り組むことができたことを誇りに思い、最高の経験になりました。
第6話:個人戦が多くなった4年生
古川ゼミの一大行事であるグループ研究が終わると、ゼミ生たちはそれぞれ就職活動などの外部での個々の活動に専念する時間が増えていきました。4年生になると、多くのゼミ生が週に1コマしか授業を取っておらず、ゼミ全員が集まる機会は自然と減少していきました。
しかし、そんな状況に浸る間もなく、卒業論文の執筆が始まります。これまでグループで協力して進めていた研究活動を、今度は一人で、しかも短期間で成し遂げる必要がありました。昨年同様、10月の懸賞論文への提出を目標にしていたため、夏休み期間中は何人かのゼミ生とともに大学に籠り、集中して執筆に取り組みました。卒業論文でも多くの苦戦がありましたが、グループ研究時よりスムーズに進み、私たちが成長できていたのではないかと思います。
卒論を無事に執筆完了した後は、ゼミ内で卒論発表を行いました。皆、それぞれが好きなテーマを設定していたため、個性豊かな研究発表ができ、楽しい時間となりました!
第7話:これから
2年半にわたるゼミも、残すところあと2回となり、終わりが近づいてきました。あれだけ長かったゼミ活動がもう終わってしまうと思うと、少し寂しい気持ちになります。ゼミも学生生活も終わり、それぞれが新しい道を歩んでいくこととなりますが、それぞれが選んだ未来にワクワクしており、これからのみんなの活躍が楽しみです✨
振り返ってみると、私たち1期生のビジョンであった「ONE」をしっかり体現できたのではないかと思います。サブビジョン?の「最強の大学生集団」にもなれたかな??
さいごに…
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。かなり長いブログとなってしまいましたが、ここに書ききれなかったエピソードや想いがまだまだたくさんあります。それだけ濃い時間を過ごしてきたということですし、残りの時間もまだまだ楽しむつもりです。
私たち1期生は卒業しますが、これからの2期、3期、そしてまだ見ぬ4期生たちにも充実した時間をゼミで過ごしてもらえればと思います。
ここまで引っ張ってくださった古川先生、私たちについてきてくれた後輩の皆、FS一緒に行った仲間たちなど、古川ゼミに関わってくださった全ての方々に心から感謝します!
そして、何よりも、こんなゼミ長と一緒に過ごしてくれた1期生のみんな、ありがとう!ラストゼミのディズニーもベトナム旅行も楽しもうね!
P.S. 一緒に過ごした時間が長い分、沢山書きたい思い出が多すぎるので最後に写真をいくつか!!
みんな、ありがとう!!