大空の異文化料理体験記④

こんにちは、古川ゼミ1期生の大空です。
相変わらず暑い日々が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
5月頃からずっと暑いなぁと思っていましたが、毎月暑さが段違いになっているように感じます。
地球は大丈夫なのでしょうか。。。。

私はというと、、、長く辛いテスト期間も終わり、ついに夏休みに突入しました!
が、、、夏休みもやることがたくさんで忙しい毎日です、、、

今月は、そんな忙しい中でも手軽に食べられる海外料理を食べてきました!

今月の異文化料理!

今月は、手軽に食べられるスパイス抜群なトルコ料理「ケバブ」を紹介します!!

ケバブラップ

皆さんはケバブを食べたことはありますか?
ケバブはトルコ語の「 Kebap」(焼き物料理)に由来する肉料理で、
日本で一般的に食べられているドネルケバブは、塊の肉を回しながら焼いた独特の調理法の肉料理です。

トルコは黒海と地中海の間に位置している国で、
ヨーロッパ地域とアジア地域の間に位置しているその立地から、
ヨーロッパ中心の小麦、乳製品文化、アジア中心の香辛料、米文化のいいところ取りともいえる食文化が有名なようです。

実際、トルコ料理は、フランス料理、中国料理と並び世界三大料理ともいわれているそうで、
ケバブ、トルコアイスをはじめとして、実はヨーグルトもトルコ発祥なんだとか。


皆さんも、一度は露店でこの大きなお肉を見たことがあるのではないでしょうか。
スパイシーないい匂いを漂わせていて、食欲をそそられますよね、、、
ジューシーな肉汁があふれていました!

ケバブサンド

今回私は、お店の2大人気メニューであったケバブラップと、ケバブサンドを頂いてきました。

ケバブラップはスパイスの効いた牛肉とキャベツなどの野菜がトルティーヤ生地で巻かれており、ケバブサンドは牛肉や野菜がピタパンと呼ばれる歯ごたえのあるしっかりしたパンで挟まれていました。
ホットソースが肉のうまみを引き立ててくれていて、すごくおいしかったです。
ごちそうさまでした。

トルコ料理の代表として、日本ではポピュラーなケバブですが、スパイスによって焼かれた肉はトルコ発祥ですが、現在のようなケバブサンドやケバブラップはドイツで考案されたという歴史があるようです。

1960年代に深刻な労働者不足を抱えていたドイツが移民法を改正したことで、多くのトルコ人がドイツに移民となり、その中の一人がトルコのケバブ料理を現在のようなケバブラップやケバブサンドとして販売したのが現在のケバブの始まりのようです。

現在でもトルコ人はドイツの人口の多くを占めていて、なんだか昨今の日本と重なる部分が多いようにも感じられますね、、、

おわりに

ということで、今月はトルコ料理「ケバブ」とその歴史を紹介させていただきました!

料理を食べ、トルコ料理について調べていく中で、おいしい料理の中に地理的背景、歴史的背景がよく表れていることを感じられました。

そして何よりすごくおいしかったです!!

肉汁たっぷり野菜たっぷりで、とてもおいしいケバブですが、たっぷりなあまり肉汁や野菜が垂れまくるので食べる時はお気をつけて!

それではまたお会いしましょう、
Hoşçakal「ホッシュカル!」(トルコ語でサヨナラという意味らしい)