【マーケティング論⑩】ブランド構築論

「古川ゼミ」のブランドエクイティは?

ここまでかなり理論ベースだったので、具体例を入れて皆さんの理解をより深めたいと思います!

古川ゼミは現在1期生から3期生まで、総勢49名が所属しています。

大変ありがたいことに、これまで本当に多く方と関わらせていただき、多くの素晴らしいご縁に恵まれてきました。

それら全てに感謝の気持ちを持つと同時に、ここまでの古川ゼミブランドがどのように形成されているのか、理論に当てはめてみたいと思います。

①認知

私たちは主に「Instagram」「公式HP」「LinkedIn」などの媒体を用いて情報発信を行っています。

約2年間の運用の中でInstagramには約250人(2024年5月時点)のフォロワーさんがいてくれています。

数が全てではありませんが、これだけの方に認知していただけてとてもありがたい気持ちでいっぱいです。

②連想

では、認知してくれている方達は古川ゼミに対してどのようなイメージを持ってくれているのでしょうか?ここでは古川ゼミ外の友人やSNSをフォローしてくれていた後輩の子の意見を掲載させていただきました。

ブランドエクイティにおける「連想」では、豊富なイメージ連想が大事なポイントです。連想してくれるポイントが多ければ多いほど、ブランドの成長伸びしろは強化されていきます。

③忠誠心

その次には忠誠心(別の言い方ではロイヤリティ)を持ってもらうことが重要です。

組織の内外に関わらず、関係する人々に対してインタナール・エクスターナルなマーケティングを行うことで、忠誠心を高めることが重要とされています。

今回の記事を作成するに当たって、2024年5月に行われたゼミガイダンスにいた子(現3期生)のお言葉を借りました。入りたいです!とまっすぐに目をみて言ってくれたのがとても印象に残っています。

④信頼

そして、「信頼」を得ることはブランドにとってとても重要な要素です。

今回は、古川ゼミに多大な機会と教えをくださった石坂誠さんを引用させていただきました。

一緒にプロジェクトに参画させていただいた際には、多くの場面で信頼しているからこそお任せします!とたくさんの経験をさせてくださりました。

その背景には、情熱と方向性の一致、そして成果が大事だったと考えています。

↑ 石坂さんとの共同PJに関してはこちらのブログをご覧ください!


個人としても、また組織としても、信頼を得られた!と自信を持って公言することはなかなか難しいのではないかなと思っています。そんな中だからこそ、今得ている信頼を裏切ることがないよう全力を尽くす事がとても大切だと感じています。

ブランドエクイティは今回取り上げた4つ以外にも様々な形で存在しています。

このブログを書きながら、改めてこの2年半の思い出に感謝する気持ちでいっぱいになりました。

本当に感謝しても仕切れないほど、学び多い環境でした。

これからの古川ゼミの「ブランドエクイティ」の変遷が楽しみです!

ブランドのストーリー性

長くなりましたが、最後に「ブランド」の成功に欠かせいな重要な要素である「ブランドのストーリー性」の紹介です。

ブランドにストーリー性を付与することで、ブランドの価値を向上させることができる、という内容です。

ブランドにストーリー性があることで消費者は、商品(対象)に対して欲しい(素敵)とは思っていなくても、そこまでの苦労や経験といったストーリーを知ることで欲しく(素敵と)なってしまうのです。

実際の例を見てみましょう。

以下の二つは私が実際に読んだり、見たことのある作品となっています。

それぞれの作品では、主役である1人の女性についてこれまでの歩みや考え、経験などが描かれています。

この作品を通して、実際に彼女たちが経験してきたことを知り、感情に共感し、理解が深まることでそれぞれに対する印象や思いに変化がありました。

これを読んでいる皆さんも、伝記やドキュメンタリーなどを読むことでそれに対する愛着が深まる経験はありませんか?


少し長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!

私自身も改めてこのブログ執筆を通して学術的な学びだけではなく、0からブランドを創る経験したからこそ感じる難しさ、感謝の気持ちがたくさん湧いてきました。

読んでくださった皆様に、「ブランド」に関する新しい気づきがあれば幸いです!